歯科医師になった後、新しい目標として開業医を目指すか大学院に進むかの2つの選択肢を考えました。
考えた結果、臨床経験をどんどん積むことができる開業医も魅力的でしたが、研究をしてたくさんの人達のお役に立てる発見をしてみたいと考え、大学院に進みました。
大学院での私の研究内容は、「咀嚼と認知機能」で超高齢者社会を迎えた日本にとっては大事な課題でした。
色々な研究を重ねた結果、早期に歯を失うと認知症になりやすいことがわかりました。
口は、ただ単に栄養をとる器官だけでなく直接脳へ刺激を送ることが出来る器官でもあります。
また、口腔内の機能が向上すると、全身の病も回復に向かうという結果も何度も経験し、歯科医師になって本当によかったと思う瞬間をたくさん経験することが出来ました。
そのまま、大学に残って更なる研究することも出来たのですが、元々、直接患者さん1人1人と直接関わりたいという思いもあり、開業することにしました。
開業医を目指すに当って、0歳から約100歳までの患者さんをしっかり治療出来るように日々切磋琢磨してきました。「1人でも多くの患者さんに笑顔になってもらえる」そんな歯科医院を目指してスタッフ一同頑張って参ります。